block printの巨大産業の町サンガネール
ブロックプリント生地のほとんどがここで作られてると言ってもいいくらい工房や工場が密集してる地域だ。
お目当ての布はバグルー村にてコレクションできたので、久々にサンガネールのブロックプリント事情知るために工場の見学に行ってみることにした。
5年前に訪れた時よりもブロックプリント工場は少なくなったように感じられ、スクリーン(機械)プリントの工場が多くなったように思った。手作業でひとつひとつ仕上げるプリントはかかる時間や人件費、もちろん仕上がった布代も高くなるけれど、伝統工芸を続けていくのか、最新の技術を駆使し、人件費も抑え機会で素早くプリントし仕上がった布代も安いのを選ぶのか。この問題は布に限って言えることだけではない筈だ。どちらに投票し応援していきたいのかという問題のように思う。
ラジャンスターン州の更に西にあるグジャラート州にて織られた真っ白な大量の生地をサンガネールで染色、プリントされるのである。もの凄い量の布なので、染色に使う水の量も半端なく多い。近くを流れる川は土壌が崩れ、ごみがあふれ、化学物質が流出して水が黒くなっているところもあれば、白い膜が張っているところもある。その川にはもちろん染色した水も流れている。難しい問題ではあるが、巨大産業になるとうまくバランスを保つのも難しくもなるのだろう。
mahatmaとしてはやはり大量生産ではなく、小さいロッドでも受け入れてくれ、完璧までとは難しいかもしれないが、環境の事を頭に入れ、丁寧な仕事を長い目で継続できる工房との関係性が最も重要だと再確認できるサンガネールの旅だった。