r繭から繰り取ったままで、精練してない絹糸をローシルクといいます。

または、アヒンサシルクAhimsa Silk=不殺傷のシルクとも呼ばれています。ネパールやブータンのraw silkは宗教上の理由から殺生を避け、蚕から蛾が出た後の穴の開いた繭を使用します。そのため絹のように一続きの糸を巻き取ったものではなく、長い絹糸が取れず、一本一本が短く、それを撚るという製作過程となるそうです。

また、短い絹糸をよっているため、糸の太さは太くなったり細くなったりと、ばらつきがあります。生地に凹凸の風合いがあり、シルク特有の光沢感は無く素朴な生地感です。僕自身、絹のつるつるした質感が余り好みではありませんが、raw silkはいつかのタイミングで使ってみたい生地でした。しっとりとした肌触りはもちろん、通気性も良く、夏は涼しく、冬は身体を温めてくれ一年通して着ていただける素材です。

そして今回はraw silkと薄手のcanvas地のcottonとkhadiを使用して新作のワンピースを製作しました。